脂肪肝 リスク

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脂肪肝のリスク

脂肪肝そのものに、命に関わるリスクはありません。
ですから、この点では安心してください。

 

 

しかし、脂肪肝になる人は、背景に生活習慣の乱れを抱えていることが多く、生活習慣病を重複していることがあります。

 

 

メタボリックシンドロームとの合併で、高脂血症、動脈硬化による心筋梗塞や脳卒中が起こる確率も高くなります。
検査値にて、悪玉コレステロールの上昇を認めたり、血圧の異常を認める場合は注意が必要です。
合併疾患別の治療を行い、致死的なイベントを未然に防ぐ必要があります。
投薬治療にて、致死的なイベントの発生率を減少させることができるため、早めに医療機関で検査を行いましょう。

 

 

また、糖尿病を基礎疾患として脂肪肝となった方は、糖尿病のコントロールが不良であることを示しており、糖尿病に様々な臓器障害を合併します。
糖尿病は直接生死に関わるものではありませんが、慢性的な高血糖により、失明や四肢の感覚以上、腎障害、脳の障害を引き起します。
糖尿病は血糖コントロールが非常に重要であり、飲み薬も進化を続けています。
従来用いられてきた飲み薬と異なる機序で腸が分泌するホルモンを介した薬などが続々と開発されており、注目を集めているところです。
糖尿病を指摘された場合は、厳密な血糖コントロールを早期から行い、将来のイベント発生を未然に防ぐようにしましょう。

 

 

上記の疾患を合併しない単純性脂肪肝であれば、肝機能としての予後はそこまで悪くないでしょう。

 

 

しかし、NASHと呼ばれる肝硬変に移行する脂肪肝があることが最近わかってきました。
肝硬変は、進行すると肝臓の線維化が進み、肝機能の低下をもたらします。
さらには肝硬変は、肝細胞癌の発生母地となるため肝臓癌の発症率も高くなります。

 

 

肝臓は血流に富む臓器であるために、転移が起こる可能性も高く、転移は手術による根治を不可能とさせるために直接予後に関係します。
生活習慣によって癌が増えるものに、喫煙による肺癌が有名ですが、肥満による肝癌はあまり周知されていないように思います。
脂肪肝のリスクとして癌化というクライマックスが控えている可能性もあるということを認識し、食生活や生活習慣の改善に努めるべきでしょう。

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